現在高校1年生の生徒が受ける、2025大学入試の共通テストについて、分かっている変更点をまとめました。
①「地理歴史」「公民」「数学」は科目構成が変わり、「情報」が新設
特に大きな変更点として、国公立大学に入学する際に「情報」が必須になる予定。
地理歴史も、単なる知識入試ではなく、科目の幅を超えた総合的な情報処理能力が試されることでしょう。
また、大幅な改革のようにみえますが、教科書や参考書はすでに各高校で配布がされているので、今からしっかりと対策をすれば問題はないかと思います。
②「国語」「数学」の長時間化、難易度上昇
国語は80分→90分、数学は60分→70分とそれぞれ10分長くなります。
その分、大問1個が増え難易度も上昇する予想です。
ただただ問題を解ける能力を測るのではなく、見たことのない問題にたいして冷静に分析し、解法を導く能力が試されます。
これらの変更点は、「難易度が高くなった」「対策しにくくなった」と受け止められがちですが、そこは重要ではありません。
私が思うに「自分のやりたい学問や職業選択をしっかりと決めよう!」という、文部科学省からのメッセージのように思います。
なんとなく大学に行く時代は終わりました。
自分のやりたいことを実現できる大人になれるよう
塾でも生徒と一緒に考えていこうと思います。