「学校の部活動を段階的に地域に移行させる」と日本のスポーツ庁が発表しました。
皆さんにも影響があることですので簡単にまとめさせていただきます。
①いつから?
来年2023年~2026年の期間で、段階的に移行させていく予定とのことです。
つまり、早ければ今年の小学校6年生の生徒から、学校で行われている部活から地域のスポーツクラブへの参加が積極的に行われるということですね。
②なぜ部活動を学校から切り離すの?
第一に、学校の顧問の先生がそのスポーツの経験がないのに指導者になっているということが問題点として挙げられています。
また、先生方の部活指導の時間が多いと、大事な学校の授業の準備がおろそかになってしまったりして、生徒の学力向上にマイナス影響を与えているという現実問題があります。
そのため、部活指導を地域のスポーツクラブなどにお願いし、より専門的な指導を可能にし、先生方の授業力向上を図る目的があります。
③入試にも影響がある?
これ注目です!
実は、この改革の中でひっそりと付け加えられているのが「スポーツ活動で頑張った成果を評価し、入試に取り入れる」というものです。
原文では、「部活動の活動歴や大会成績のみではなく、部活動からうかがえる生徒の個性や意欲、能力について、調査書のみならず生徒による自己評価資料、面接や小論文など入試全体を通じて多面的に評価。」とあります。
今までよりも、課外活動が入試の合否にかかわりやすくなる、という事ですね。
いかがでしたでしょうか。
この動きはまだまだ始まったばかりですので、私も注目して情報を発信していきます!