高校1年生の皆さんの多くは、来年度から文系理系に分かれてクラス分けをする方も多いでしょう。
今日は、文理選択をする際に気を付けることについてお話します。
①将来やりたい仕事に関わる科目で選ぶ
例えば国語や社会の先生になりたければ文系、建築家やエンジニアになりたければ理系などですね。
インターネットで「やりたい仕事 + 学部選び」などで検索すれば、文系理系のどちらが良いのかすぐに調べられますのでお勧めです。
②得意不得意科目で決める
ほとんどの学生はこの基準で決めるのはないでしょうか?
この決め方には注意点があります!
【文系】・・・国語・英語・数ⅠA・社会科目
【理系】・・・英語・数学ⅠAⅡB・理科科目
上記の科目は必ず得意にしておくことです!
例え理系に進んだとしても、英語が苦手なままだと大学入試に不利になってしまい、せっかく数学が得意でも相殺されてしまうからです。
③途中で変更することも可能
文系→理系(理転) 理系→文系(文転)
上記のように途中から変わることも可能ですが、ここでも注意点があります。
結論、理転は受験においてかなり不利になる、ということです。
文系理系とも、国語と英語は授業科目があります。
そのため、文転する方は国語と英語に加え今まで習ってきた数学を受験科目にするだけで割と簡単に受験科目を決めることが出来ます。
一方、理系の大学受験では数学と理科が必須になる場合がほとんどです。
そのため、理転する方は自力で理科科目を学ぶか、皆よりも遅く勉強をスタートする形になります。
上記のことに注意して、高1生の皆さんは文理選択を決めるようにしましょう!